暦の上では「残暑」となる8月の下旬ですが、まだまだ猛暑が続いています。
今年は夏の高校野球の一部日程で日中の暑い時間帯を避ける「2部制」が導入されるなど、暑さ対策の意識も高まっています。
くらするーむでは夏休みの過ごし方や夏の暑さ対策などのアンケートを実施しました。
【調査概要】
調査対象:有効回答 2340人(男性 1478、女性862)
調査期間:2024年7月31日~8月19日
今回のデータレポートはくらするーむ会員がどのようにこの夏をどう過ごされたか、猛暑にどう対策されているかをご紹介します。
今年は8月10日が土曜日、また8月18日が日曜日ということで、9連休が取りやすい曜日配列でした。
社会人の場合、夏休みはお盆の時期に取得されることが多いと予想されますが、実際はどうなのか。お勤めの方を対象に夏休みの取得時期を尋ねました。
8月に取得する方が大半でした。特にお盆の時期が6割強を占めています。やはりお盆期間に休みを取る方が多いです。
夏休みを取得した日数はどれくらいでしょうか。(通常の休日を除く休暇取得日数です)
今年は平日に4日休めば9連休ということもあり、3~4日という方が多いです。
お盆の過ごし方についても尋ねました。
今年は南海トラフ地震臨時情報もありましたが、多くの方が帰省や旅行にお出かけになられたようです。
今度はお盆休みとは関係なく、夏の暑さについての話題です。皆さんの暑さについての「実感」はどのようなものでしょうか。
年代別に集計してみました。
各年代「急激に暑くなっていると感じる」という方の割合が最も多いですが、特に年代が高いほど増えています。40代以下では「あまり変わっていない」と感じておられる方もある程度見られます。
ここで東京都の8月の平均気温を見てみましょう。1946年から2023年までのデータです。
気象庁から発表されている東京都の8月の平均気温を見ると28℃を超える年は戦後から1980年代くらいまではそれほど多くありませんが、1990年代から出現率がかなり上がっています。そして1995年に29.4℃と初めて29℃越えの年が出現、そして2007年以降はかなりの頻度で29℃超えの年が出現しています。なお2024年も本稿執筆時点の暫定値では29℃を超えています。
この傾向は東京都に限らず他の地域でも同様です。
このように猛暑になる年の割合がこの30年ほどで高まっていることもあり、年代が高い人は「急激に暑くなっている」との感覚となり、また若い世代の方は生まれたときから既に暑い年が多いため「急激に」と感じる割合が高年齢層よりは低くなっているのかもしれません。
この猛烈な暑さの対策として、みなさんはどんなことをされているのかを尋ねました。
水分補給は8割近い方がされていました。
なお「日傘の使用」は男性と女性で差が大きく、女性は3分の2の67.3%なのに対し、男性は13.6%でした。「帽子の着用」は年代が高いほど回答が多かったです。
「その他」の内容を見ても「とにかくしっかり食べる」(60代男性)、「ベランダに打ち水」(50代男性)、「早朝に散歩、草刈りなどを行い、日中はエアコンの聞いた部屋でのんびり」(70代男性)、「冷却シートには助かっています」(60代女性)、「冷たいものばかり飲んで内臓を冷やさない」(60代女性)など、みなさんしっかり対策されている様子がうかがえます。
最後にみなさんの冷房設定温度の結果をご紹介します。
男女別、年代別に集計しました。
男性と女性で冷房設定温度の好みを比較すると、女性の方が高めの回答が多く、27℃以上が半数を超えます。
年代別で比較すると年齢が高いほど温度が高めの傾向がありました。
エアコンの設定温度はその時の湿度、部屋の断熱性や本人の体調にもよりますので、何度が最適という決まりはありませんが、熱中症にならないようにうまく使っていきたいものです。
今回はくらするーむ会員の夏の過ごし方についてのレポートでした。今後も季節に応じた話題でアンケートを実施し、レポート化していきます。