「ガラケー」と呼ばれる従来型携帯電話で使われる第3世代(3G)移動通信システムのサービスが3月31日、KDDI(au)で終了しました。ソフトバンクは24年1月下旬、NTTドコモは26年3月末にそれぞれ3Gを終了する予定だそうです。
この機会にスマートフォンに機種変更したという人もいるかもしれません。
では、各世代の人たちはどのような基準でスマートフォンを選択しているのでしょうか。
5月31日から7日間、くらするーむ会員を対象に実施した「かんたんアンケート!」でズバっと聞いてみました。
「価格と質のバランスを考えて選んでいます」と回答した人が過半数、「トコトン安いのを追求しています」と回答した人は約2割でした。
性別に見てみると、男性が女性と比べてやや「トコトン安いのを追求」していました。女性では「ショップの言いなりで、よくわかっていません」と回答した人が約2割で、特に70歳以上の女性がショップの言いなりになってしまっているようです。
総務省の令和3年版情報通信白書によると、スマートフォンが急速に普及し、2020年時点でスマートフォン世帯保有率は8割を大幅に超えています。
ショッピング、決済、動画配信など、生活・エンターテインメント関係での利用を中心に伸びているものの、世代間格差が見られ、特に70歳以上の利用率が低いようです。
スマートフォンは従来の携帯電話と比べてパソコンに近い情報通信機器です。個人情報漏洩やウイルスに感染するなどの危険があります。また自分に合った料金プランや機種などを見つけるのも大変ですよね。
使いこなせば便利で生活の質が向上するスマートフォン。年齢は関係なく、“六十の手習い”で自分のペースで学ぶ時代に合った道具なのかもしれませんね。