能登半島地震、羽田空港の航空機衝突事故というショッキングな出来事が続き、2024年は波乱の幕開けとなりました。被災された皆さま、不安な時間をお過ごしの方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
くらするーむでは1月1日から9日にかけて、「新春企画 日本のお正月アンケート」と題して、会員の皆さんの年末年始の行動調査を実施しました。2回に分けて、その結果を紹介します。
お歳暮のやり取り「なし」過半数 60代以上では「あり」半数以上
自身の名義でお歳暮を贈ったか、もらったかどうか、お歳暮のやり取りの状況を聞いたところ、やり取りをしていない人が過半数となりました。年代別に見てみると、60代以上では半数以上の方がお歳暮のやり取りをしており、80代以上の約6割の方がお歳暮を贈っていました。
年賀状「出した」6割 40代以下の半数以上が「出さなかった」
郵便はがきで年賀状を出したかどうか聞いたところ、「出した(10枚以上)」、「少し出した(10枚未満)」と合わせて、約6割の人が「出した」と回答しました。年代別では、年代が下がるにつれて「出さなかった」割合が増え、40代以下では半数以上の人が郵便はがきでの年賀状を出しておらず、出していても枚数が10枚未満となっています。
年越しそば「食べた」8割 ほぼ自宅ですする
大みそかの風物詩、年越しそばを食べたかどうか聞いたところ、「自宅で食べた」、「お店で食べた」、「自宅・お店以外で食べた」と合わせて、「食べた」と回答した人が約8割となりました。年代別では、20代以下、40代を除き、約8割が食べており、ほとんどの人が「自宅」で食べていました。
NHK紅白歌合戦「観なかった」過半数 70代以上で6割以上
大みそかに放送された国民的番組「第74回NHK紅白歌合戦」の視聴状況について、「生放送で観た」、「録画で観た(観る)」と合わせて、「観た」と回答した人は47.4%。一方、「観なかった」と回答した人が52.6%と過半数となりました。年代別で見てみると、70代で64.7%、80代以上で63.6%の人が観ておらず、高齢層での視聴離れが顕著に表れました。
初詣「行く」7割 近畿がトップ
今年初詣に行ったかどうかについて聞いたところ、「行った」「これから行くつもり」を合わせて、7割の人が初詣に「行く」と回答しました。居住地域別に見てみると、初詣に「行く」人は近畿地方が76.2%、関東地方71.5%、北陸・東海地方68.6%の順となりました。一方、ワーストは北海道・東北地方で51.4%でした。年代別には特に差は見られず、地域差が出る結果となりました。
年初めに気軽にアンケートという趣旨で、単一回答で選択肢数を絞って実施した今回のアンケート。くらするーむの高齢者はNHK紅白歌合戦を観ずに他局の番組を見ていたのか?テレビ番組は観なかったのか? 中国・四国以西で初詣に行かない率がなぜ東より高かったのかなど、謎が深まる調査結果となりました。皆さんはどう推測しますか。「新春企画 日本のお正月アンケート」のその他の質問の結果は次回お知らせします。