民間気象会社「ウェザーニューズ」がこのほど発表した「夏の小売需要傾向2023」によると、今夏の気温は平年並～高い予想で、全国的に暑い夏になるそうです。特に７月中旬の梅雨明け後からは、かき氷、冷やし中華などの食品、扇風機やクールインナー、スポーツドリンクなどの暑さ対策に関する商品の需要は、例年以上に伸びると予測しています。
今回は、例年以上に売れるかもしれない「かき氷」について調査したアンケート結果を年代別に紹介します。
ほとんどの年代で「年に2～4回」と回答した人がトップ。年に5回以上食べている人は約2割、「かき氷は食べない」と回答した人は約1割でした。
かき氷を「夏」に食べると回答した人は98％以上でした。一方で、「夏」以外の季節にも一定数の人が食べていることが分かりました。
ほとんどの年代で、トップは「イチゴ」となりました。「抹茶」は70代、80歳以上でトップで、30代から60代では2位になっています。29歳以下で2位の「ブルーハワイ」は30代、40代では3位。60代以上では「みぞれ」、29歳以下と50代では「メロン」が3位。年代が下がるにつれて「レモン」も人気でした。
さらに、男女別にみると、女性は「もも」、「マンゴー」の割合が男性より高く、50代以上の男性は「メロン」の割合が女性に比べて圧倒的に高い結果となりました。
全年代で「501円～1000円」がトップ。年代が下がるにつれて、1001円以上の割合が高まりました。
冒頭の写真の「イチゴ」かき氷の価格は1750円。一般社団法人日本かき氷協会の代表が厳選したかき氷店がリレー形式で出店する「かき氷コレクション・バトン」（東京ミッドタウン八重洲内）のもの。「宇治金時」は1650円（＋白玉トッピング132円、虎屋菓寮）。かき氷の値段も良いお値段！？な時代ですね。
