国内航空大手2社 あなたはどっち派? ANA派がJAL派を上回る

2022年07月04日
飛行機どっちイメージ画像

旅行の主要交通機関といえば、飛行機。航空各社がこのほど発表したゴールデンウイーク(GW)の利用実績によると、国内線、国際線ともに新型コロナウイルス感染拡大以降のGWでは最も好調だったそうです。ハワイ線が好調だったとの発表もあり、海外旅行、行動制限が無くなった国内旅行ともに、徐々に観光も復調傾向ですね!

2021年度の国際線の旅客数について、国内航空大手の日本航空(JAL)、ANAホールディングスの実績を見てみると、JALが2014年度以来、7年ぶりにANAを逆転しました。

国内線、国際線の旅客数の推移
(各社提供航空輸送実績、国土交通省「航空輸送統計調査」より作成)

では、くらするーむ会員は永遠のライバル?であるJAL、ANAのどちらを支持しているのでしょうか。「かんたんアンケート!」の結果を見ていきましょう。

Q.飛行機はどっち派?

「ANA」が54.9%、「JAL」が45.1%でANAの支持が多い結果となりました。
ANA派の声として、

・「経営が厳しいときでも決して消費者に寄り添うサービスを心がけていた心意気が好き」(68歳男性)
・「ANAは頑張っている感、JALは親方日の丸感」(71歳女性)
・「行きたいところに飛んでいる」(62歳男性)
・「利用しやすい時間帯に設定されているから」(81歳男性)
・「初めて飛行機に乗った時、ANAの接客がとても良く、それからANAです」(66歳男性)
・「CAさんの雰囲気が好きだから」(30歳女性)
・「着陸前の機内音楽が良い」(62歳男性)

などの声がありました。

Q. 飛行機はどっち派?(性別)

性別に見てみると、支持が割れています。女性はJAL派の方が多いようです。
では性年代別に見てみましょう。

Q. 飛行機はどっち派?(性年代別)

50代以上を見てみると、年代が上がるほど男性ではANA派、女性ではJAL派の占める割合が高い傾向がありました。
女性では「マイレージをためている。昔からJAL派」(50歳女性)、「JALカードが使いやすいから」(58歳女性)という声が多く寄せられており、50代以上の女性がJALを支持するポイントにどうやら「マイレージ」「JALカード」がありそうです。

その他のJAL派の声として、

・「白にJALの文字、風格と伝統がある」(51歳女性)
・「やはり、昔からの安全性などから、安心できますね」(56歳女性)
・「昔からよく利用しているので安心感がある」(81歳女性)
・「どちらでもいいけど、昔からJALはあこがれ」(61歳男性)
・「トイレが綺麗で機内食が美味しい」(67歳女性)
・「クラスJが安くて良い」(51歳男性)
・「9.11の時サイパン島に迎えに来てくれたのがJALだったので、恩義を感じる」(70歳女性)

などがありました。

会社のイメージから各種サービスまで、航空会社を支持するポイントは人それぞれみたいですね!

全国が対象の新たな観光支援事業「全国旅行支援」が7月前半から、お盆期間など8月中の繁忙期は除外し、当面は8月末まで実施されます。
「全国旅行支援」では、1人1泊当たり、公共交通機関を利用した交通費込みの旅行商品は8千円、それ以外は5千円を割引の上限額としています。「交通付プラン」がよりお得なので、繁忙期を避け、飛行機で旅行というのも良いかもしれませんね。

22.7.14追記 ※新型コロナの感染者急増を受けて、政府は7月前半の開始を予定していた国の観光支援策「全国旅行支援」を延期すると発表しました