「投資をしている」57.3%、進む投資時代の傾向【投資や資産についてのアンケート結果①】

2023年6月、岸田政権は「資産所得倍増元年」「貯蓄から投資へ」を掲げ、様々なライフプランに合わせた資産形成ができるように個人・企業・市場に対して政策を打ち出しました。その中でも家計に向けた取り組みとして今年1月から非課税の限度額を大幅に引き上げた通称「新NISA」が始まりました。

この政策によって政府はNISAの口座数を令和四年から五年間で1700万から3400万に引き上げるとともに、家計が保有する約2100兆円の資産を投資に振り向け、経済の好循環を生み出す狙いです。

投資枠累計1800万円に拡充、非課税「無期限」に 新NISA、来年1月開始 – 産経ニュース 

以下の表は2018年3月から2023年3月にかけての三証券会社の口座数の推移を表したグラフで、コロナ渦で「貯蓄から投資へ」の流れが加速し、ネット証券を中心に証券口座開設数は過去にないペースで増加しています。

*SBI証券・楽天証券・野村證券三社の決算資料よりNRIが作成

そこで、くらするーむでは「投資や資産についてのアンケート」を実施しました!それぞれの家計の資産形成プランのヒントがなにか見つかるかもしれません。それでは詳しいアンケート結果を見ていきましょう。

まずは投資をしているか?という質問について、年齢別、男女別に見ていきます。

性別で見てみると、男性が女性に比べて投資をすると回答した割合が10%ほど高くなっています。

年齢別に見ると、年齢があがっていくにつれて投資をする人の割合が上がっていることが分かります。投資志向は若い人に多いイメージがあるのでこの結果は意外ですね!人生100年時代に向けた老後の資産形成プランが貯蓄から投資の流れを加速させているのかもしれません。しかし、投資は短期的に利益を得るというよりも長期の積立で資産形成するものと考えた方がよく、若い人は時間をかけて投資できるが、高齢になるにつれて短期で老後資金に利益を出さなければならないという点で注意しなければならないかもしれません。

新NISAは「長期で資産形成する制度」 第一生命経済研の星野氏、変動リスクも強調

次に投資をしていると答えた回答者がどのような投資商品を購入しているのかについての回答結果です。

株と投資信託が他の投資商品と大きく差をつけて人気なようです。株が72.6%、投資信託が60.2%と株式投資が投資信託をやや上回ってますが、大きく利益をあげられる可能性のある株と少額投資が可能でリスクを分散することのできる投資信託とそれぞれの好みで二分されるようですね!

次回は今年1月から始まった“新NISA”の利用率と利用し始めたきっかけなどについてのアンケート結果を見ていきます。

【調査概要】

調査対象:有効回答 2009人(男性 1342、女性660、性別無回答7)

調査期間:2024年3月7日~17日